仮想通貨取引を始めてから、
- 思ったより利益が出ない
- 売った瞬間に損をしている気がする
と感じたことはありませんか?
その原因の多くは、「スプレッド」 にあります。
この記事では、
スプレッドの基本から、国内取引所と海外取引所で大きな差が出る理由、
スプレッドを抑える具体的な方法 までをわかりやすく解説します。
そもそもスプレッドとは?
<イラスト:スプレッドとは>
スプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の差額のことです。
一般的に、
- 買値 → 高い
- 売値 → 安い
という価格設定になっており、
買った直後に同じ価格で売ると必ず損をする仕組み になっています。
たとえ仮想通貨の価格が上昇しても、
スプレッドが広ければ、思うように利益は出ません。
これがよく言われる「見えない手数料」 の正体です。
スプレッドが狭い=利益が出やすい
スプレッドは、以下の式で表せます。
スプレッド = 買値 − 売値
つまり、
- スプレッドが狭い
→ 少ない値動きでも利益になりやすい - スプレッドが広い
→ 利益が出るまでに大きな値動きが必要
という違いがあります。
特に、売買回数が多い人ほど、スプレッドの影響は無視できません。
スプレッドの重要性
スプレッドには、以下の特徴があります。
- 常に変動している
- 取引所ごとに異なる
- 明確に公表されないことが多い
つまり、スプレッドは自分で確認・体感するしかないコスト なのです。
これを完全に無視してしまうと、
「気づかないうちに資産が減っていた…」
という事態にもなりかねません。
そのため、目に見える取引手数料以上に、スプレッドを重視するべき と言えます。
スプレッドが変動するタイミング
<イラスト:スプレッドが変動するタイミング>
スプレッドは取引所や通貨によって異なりますが、
広がりやすいタイミングはほぼ共通しています。
スプレッドが広がる主なタイミング
① 価格変動が大きいとき
価格が急上昇・急落している場面では、
取引所がリスク回避のためスプレッドを広げます。
これは、どの取引所でも起こる仕組みです。
急な値動きの最中では、
焦らずスプレッドを確認しながら取引することが重要です。
② 流動性が低いとき
売買注文が少ない通貨や時間帯では、
スプレッドが広がりやすくなります。
逆に、
- 取引量が多い
- 流動性が高い
場合は、スプレッドは自然と狭まりやすくなります。
国内取引所と海外取引所のスプレッドの違い
<イラスト:国内取引所と海外取引所の違い>
国内取引所は安心感がある一方で、
スプレッドが非常に広くなりやすい という特徴があります。
理由は主に以下です。
- 販売所形式が中心
- 取引所側が価格を提示
- ボラティリティ対策が価格に含まれている
一方、海外取引所は、
- 板取引(取引所形式)が中心
- ユーザー同士の売買
- 世界中から取引量が集まる
という構造のため、スプレッドが狭くなりやすい 傾向があります。
スプレッドを節約する3つの方法
<イラスト:スプレッドを節約する3つの方法>
方法① 通貨ごとに取引所を使い分ける
スプレッドは、
- 取引所
- 通貨
の組み合わせで大きく異なります。
そのため、
通貨ごとに最適な取引所を選ぶ ことで、
スプレッドを抑えることができます。
方法② 長期保有・取引回数を減らす
スプレッドは決済のたびに発生します。
- 取引回数が多い
→ スプレッドの合計が増える
そのため、
売買回数を抑えるだけでもコスト削減 になります。
方法③ 取引量の多い通貨を選ぶ
ビットコインなどの主要通貨は、
- 取引量が多い
- 流動性が高い
ため、スプレッドが安定しやすい 特徴があります。
一方、マイナーな通貨はスプレッドが急拡大しやすいため注意が必要です。
スプレッド重視なら海外取引所が有利
スプレッドを重視するなら、
海外取引所の利用は非常に有効です。
特に、以下の取引所はスプレッドや取引環境の面で評価されています。
- Bybit
- BitMEX
- KuCoin
- MEXC
いずれも、
- 取引量が多い
- 板取引中心
- 短期売買にも対応
といった特徴があります。
まとめ:スプレッドを制する者が取引を制する
<イラスト:まとめ>
- スプレッドは「見えない手数料」
- 狭いほど有利
- 国内取引所はスプレッドが広くなりがち
- 海外取引所はスプレッドが狭い傾向
- ちょっとした工夫で節約できる
スプレッドを意識するだけで、取引所選び・取引成績は大きく変わります。
コストを抑え、より有利な環境で取引するためにも、
一度スプレッドの視点から取引所を見直してみてください。

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